AWAKE

小休止と言う言葉が合うだろうか?2018年の7月から2019年の5月まで約10ヶ月に渡り続いた「The LIBERATOR」ツアーからの期間を考えると、旅から旅への期間が旅の期間よりも短い事実は、小休止の様に感じてしまう。しかし、如何に短く感じようと進み出したら始まってしまうのが旅であるのもまた事実だ。またSPEED SPECTERが始まる。

それでも、REFUSEの20周年プロジェクトが進行している最中でのツアーと言う事もあってか、例年よりは遅いスタートとなるSPEED SPECTERとしての旅だが、高蝶が手掛ける各ブランドを新たなフェーズへと進める為の旅でもあった「The LIBERATOR」とは違い、“乗るか逸るか”を試す為に今回の「HELL or HIGH」ではブランド毎のCASEとしてのスケジュールも組まれずクリエイションもインプロビゼーションに任せる意向となっている。

現在、予定されているスケジュールを見る限りでも、海外でのイベントが多い事は明白で、タイトルである「HELL or HIGH」が「Come hell or high water」に由来している事からも旅の過酷さを連想してしまうが、さて今回の「SPEED SPECTER」ではどんな旅を見せてくれるだろうか。

 

SPEED SPECTER 「HELL or HIGH」

2019.9.20(Fri)- 9.22(Sun)The Massachusetts Tattoo Convention

DCU Center 50 Foster Street, Worcester, MA 01608

2019.10.26(Sat)- 10.27(Sun)11:00-18:00  FAKTORY –BREWERY WALK-  

642 Moulton Ave.E-18 Los Angeles,CA90031

2019.11.9(Sat)- 11.10(Sun)SILVER MONSTERS

台北市信義區虎林街212巷21號3樓

2019.11.23(Sat) 13:00 ~  LOOM OSAKA 

大阪府大阪市西区北堀江1-14-21大和ビル1F TEL 06-6534-1630

 

SS NEWS: http://speedspecter.jugem.jp

 

「何処かへ行き、何かを創る」 そのシンプルなコンセプトを軸に、クリエイター高蝶智樹が行うライブクリエイションツアー。
Loud Style Design、VANITAS、ANOTHER HEAVENといった自身が携わるブランドのスタイルや技術を用いるだけでなく、インプロヴィゼーションによってクリエイションを行うライブでは、日頃の創作活動では用いられる事の少ない技術や加工法が繰り出される事も多く、単なるライブクリエイションとは一線を画すものとなっている。
2008年のスタートから10年以上を経過し、コンヴェンションやエキシヴィジョンでの展開、対戦形式で行われるクリエイションバトル等、ツアーのコンテンツに多様化を齎しながらも、「何処かへ行き、何かを創る」というシンプルなコンセプトは変わる事無く旅は続いている。