F.A.L TOKYO REOPENING

2020年末に惜しまれながらもクローズした東京・原宿のFAL TOKYOだったが、クローズが決定した際に語られていた通り移転しての再オープンとなった。FALが次の街として選んだのは物作りの街としても知られ、東京でシルバーアクセサリー好きの人々にとっても重要な街となる上野からほど近い御徒町。

再オープンと言う事もあってかショップの内装を一見すると原宿店をそのまま移した様な印象を受けるが、大きく変化したのは制作をダイレクトで観る事が可能な作業スペースを広く取っている事だろう。カウンター越しにクリエイターの動きを見る事が出来るのは大きな楽しみとなるだろうし、更にはその手元を拡大したモニターで鑑賞する事も可能なシステムを備えている点には、クリエイターのパフォーマンスレベルが伺える事は言うまでも無い。

当然ながらFALのフルラインナップを備え、ワンメイクやカスタムのアイテムも豊富に並ぶ。旗艦店ならではのアイテム数の強さとブランドのカラーをディスプレイも含めて如実に表現してくれる面白味は、“此処ならでは”のアクションやイベントにも繋がっていくだろうし、現在の様な社会情勢下に於いてもこの先を期待させる。

シルバーアクセサリーSHOPと言うよりもジュエリーSHOPに近い雰囲気の空間とクリエイティビティの現場が同居した新たなFAL TOKYOは単なる移転に留まらず、訪れた人達に新しい楽しみを提供してくれる事だろう。

 

F.A.L: http://www.fal-d.com

F.A.L TOKYO 東京都台東区東上野1−22ー1

 

人が動き続けるのに睡眠と食事が必要である様に、毎日の暮らしを行うには住居が必要になる。しかし、それだけで目紛しい世の中をタフに生きていけるだろうか?

新しい何かを見つける為の刺激や、自分らしくある為のスタイル。何か行動を起こす為には心に響く燃料が必要だ。音楽やアート、嗜好品やファッション、誰かとの時間やスポーツ。そして、旅とクリエイティブ。
物を創るという行動、その為に必要とされる刺激を表現する事で、誰かが行動する為の燃料になる様に、クリエイティブの現場をフォーカスし、そこに携わる様々な事象や場所・人達を幅広くお伝えしていきます。