BACKLASH OSAKA

期待に応える事もブランドの責務である。そう釘を刺されたかの様な思いがするのは「ISAMU KATAYAMA BACKLASH」が新たにオープンさせた大阪店を目にしたからで間違い無いだろう。セレクトショップの良さが色々なブランドを比較しながら好みのアイテムを探せる事であるのに対して、フラグシップやオンリーショップの良さは好みのブランドを心ゆくまで堪能出来る事にある。セレクトショップでの楽しみもあるが、好きなブランドの世界を存分に楽しみたいと言う期待は当然だ。そして、その期待に応えるには応えるだけの空間演出や拘りが必要になる。

8月にオープンした「BACKLASH OSAKA」は、開放感と共に光を多く取り込める様にと前面に設置されたガラス張りでスイングアップ式ガレージゲートの特殊さが際立つ。荒々しい壁と鉄に拘った什器は質実剛健さを醸し出し、その一部はTNSKの河崎氏による物だ。古材を混ぜ合わせた什器や内外装を見るだけでも目の保養になるが、その空間に似合うアイテムラインナップで楽しませてくれるのが「ISAMU KATAYAMA BACKLASH」。

東京のフラグシップショップと共通する世界観でありながら、大阪で新たにオープンする事でブランドとしての新たな側面も発揮しているのはブランドとしての軸の強さが故。此処に来る事で得られる「BACKLASH OSAKA」での楽しみを是非とも体感してみて頂きたい。

ISAMU KATAYAMA BACKLASH OSAKA

大阪府大阪市西区北堀江3-6-8-T01

TEL:06-6978-8665 URL:https://www.backlash.jp

人が動き続けるのに睡眠と食事が必要である様に、毎日の暮らしを行うには住居が必要になる。しかし、それだけで目紛しい世の中をタフに生きていけるだろうか?

新しい何かを見つける為の刺激や、自分らしくある為のスタイル。何か行動を起こす為には心に響く燃料が必要だ。音楽やアート、嗜好品やファッション、誰かとの時間やスポーツ。そして、旅とクリエイティブ。
物を創るという行動、その為に必要とされる刺激を表現する事で、誰かが行動する為の燃料になる様に、クリエイティブの現場をフォーカスし、そこに携わる様々な事象や場所・人達を幅広くお伝えしていきます。