RUSTY THOUGHT / HOME

東京・浅草というと隅田川沿いの代表的な下町であり、物創りと観光が入り交じった街として近年は外国人観光客にも人気のスポットとなっている。そんな東京を代表する街の一つである浅草にも、新たに魅力的なSHOPがオープンした。今では国内よりも海外での活躍が目紛しいクリエイターの香取亮によるジュエリーとアンティークを扱う「RUSTY THOUGHT / HOME」である。

「RUSTY THORT」は世代的にはシルバーアクセサリー業界の“第三世代”にあたるブランドだったが、メンズのシルバーアクセサリーのジャンルで括られる様な活動をしていたのはブランドにとってほんの初期だけの話で、アンティークやジュエリーに対する視点や造詣の深さではズバ抜けたセンスの良さを発揮していた事もあって、早々にファッションやレディースのジュエリー業界で躍進を続け、定期的にパリでコレクションを披露し海外での活動を強めていった。

20代の頃から「骨董屋をやるのが夢だった」とも語っていた香取氏の言葉通り、自らが買い付けたアンティーク品とバラエティーに富んだジュエリーに溢れる店内は、凛とした空気を持ちながらも緩やかな時間が流れ、店内の一部を持ち帰るかの様にジュエリーやアンティーク品を手に入れたくなってしまう。今回はそんな店内とアイテムの一部をご覧頂こう。

工房を併設した店内に並ぶアンティークを再構築したショーケース。ジュエリーと空間の相性。それを最も優れたカタチで体現した一つがこの「RUSTY THORT / HOME」である事は、訪れてみれば誰もが感じる事が出来るだろう。そして、卓越したセンスが生み出すカタチの美しさには誰もが魅了される筈。是非、一度は訪れてみて頂きたい空間だ。

RUSTY THOUGHT: http://www.rustythought.com

RUSTY THOUGHT/ HOME: 東京都台東区花川戸1丁目10−7 エアリーハウス101

 

人が動き続けるのに睡眠と食事が必要である様に、毎日の暮らしを行うには住居が必要になる。しかし、それだけで目紛しい世の中をタフに生きていけるだろうか?

新しい何かを見つける為の刺激や、自分らしくある為のスタイル。何か行動を起こす為には心に響く燃料が必要だ。音楽やアート、嗜好品やファッション、誰かとの時間やスポーツ。そして、旅とクリエイティブ。
物を創るという行動、その為に必要とされる刺激を表現する事で、誰かが行動する為の燃料になる様に、クリエイティブの現場をフォーカスし、そこに携わる様々な事象や場所・人達を幅広くお伝えしていきます。