WELL-BEING ACT:013-02 VANITAS

会話を上手く進める基本は、共通項を幾つ持てるかだとも言われています。誰かと会話するためには互いの興味や関心を知って、共通項を多くした方が話が弾むのは皆さんもご存知でしょう。昔から聞く、季節や天気の話題ならハズレ無しと言うのは誰にも共通する事項だからですよね。だからと言って季節や天気の話で1時間も会話が続くのは気象予報士とかだけでしょうし、毎回同じ様な話しかしない人、自分語りを一方的にする人とは気持ちの良い会話は得られないものです。

挨拶はコミュニケーションの基本。これもまた社会常識の様に謳われていますが、実際のところコミュニケーションが始まってから深くしていくのに基本となるのは挨拶では無くて礼節ではないでしょうか?付き合いが浅ければ季節や天気の話題と同じく挨拶程度で問題無いですが、付き合いを深くしていく程に礼儀や節度が互いの関係性を良くし共感を持てるのだと思います。会話と礼節って対人関係だけでは無く、対物関係でも近いものを感じませんか?

 

コーディネートにしても最初は無難な物を合わせて距離を測りますし、マテリアルやカラーで共通項を見つけ出して合わせたりブランドの相性を考えたり。シチュエーションに合わせて控えめにした装いは礼を持ってするものですし、節度の無いアイテム選びや着こなしは敬遠されがちですよね?現実社会で生きていく以上は個人のみで無く必ず誰かが介在しますから、満足のいくコンディションには共通項や礼節が必要不可欠。これはファッションやシルバーアクセサリーを楽しみ、ウェルネスな時間を過ごすにも同じ事が言えると思います。

ブランドやアイテム同士の共通項を見つけ出し、相性を深めて着けこなしのコンディションを良くする術を探究するプロジェクト「WELL-BEING」。人と物のウェルネスな関係を提案し、毎回同じ様になってしまうコーディネートでは無く楽しみが増える様、一方的にならない着けこなしを紹介していきます。と、言うのが基本なんですが、前回から引き続き「VANITAS」のニューコレクションにフォーカスしてアイテム同士の相性と着けこなしをお送りさせて頂きますので、どうぞお楽しみ下さい。

ACT:013-02 VANITAS NEW COLLECTION

毎回同じ話をする人や一方的な自分語りをする人に対して思う事って、大体が共通して「ツマンネー」だと思うんですよ。これもまたファッションやシルバーアクセサリーのブランドに対して思う事と似てますよね。「継続は力なり」とは言っても、いつまで経っても同じ様にアイテム写真だけSNSに掲載するセールス投稿の繰り返しには飽きてしまいますし、アイテムの魅力を一方的に語るだけの内容も毎回だと見てる方も疲弊してきます。ピンポイントでコアな波及であれば繰り返す事が「継続は力なり」になりますが、広い視野では「継続が力無い」になりがちなのでは?とも思ってしまいますね。

ブランドやクリエイター、SHOPによっての進め方や考え方が違いますから正解が何か?を求めてしまうと話は終わらなくなってしまいますが、継続しながらも発展性を持った紹介を。との考えから行っている「WELL-BEING」ならではのコーディネート。前回の「ACT:013-01」から始まったVANITASのニューコレクション紹介と同じく、SCHAEFFER’S GARMENT HOTELのアイテムの中からシャツで上半身を統一し、ツアースケジュールを後追いするアイテムセレクトで着けこなしを提案していきますので、着けこなしによってシャツの着こなしも変化させている点にも注目しながら参考にして頂ければ幸いです。

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ヨーロピアンゴシックや教会美術からレリーフやフレームのみを抜粋して構築されたかに思えるコレクション。VANITASとしては過去に別注などで手掛けたデザインも再構築しながら組み込み、単純な着けこなしだけでは終わらないブランドとしての新たな共通項を持ったアイテム。こうしてコーディネートしてみると、人と物との関係性を深く感じさせてくれるのではないでしょうか。

最後に、アイテムとシャツの着こなしとの相性に注目してみて頂きたいので、各CASEをもう一度見ていきましょう。

 

CASE:01

 

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CASE:06

 

今回もアイテムの特徴をストレートに感じて頂く為、「WELL-BEING」の特徴であるコーディネート解説は無しでお送りいたしましたが、写真だけでも着こなしやアイテムの組み合わせの変化、着けこなす位置や重ね方で違った魅力を発揮している事がお判り頂けたかと思います。やっぱり長ったらしい解説とか無い方が良いんですかね?それとも解説する事で更に深くの方が良いんでしょうか?いずれにしてもエキシビジョンツアー「REACH OUT and TOUCH」が現在も進行中ですから、「WELL-BEING」での紹介も暫くはこのままで進めさせて頂きますので、どうぞよろしく。

[STYLING ITEM]

CASE:1

ネックレス:VNC-002¥80,000- 右手人差指リング:VR-035 ¥28,000-  右手ブレスレット:VNC-003 ¥100,000-

CASE:2

ネックレス:VNC-003¥100,000- 左手人差指リング上・下:VR-034 ¥22,000- 左手中指リング:VR-033 ¥30,000-

CASE:3

ペンダント:VH-210¥48,000- 右手中指リング:VR-036 ¥30,000-

CASE:4

ペンダント上:VH-005¥15,000- ペンダント下:VH-007¥23,000- 右手人差指リング:VR-035¥28,000- 右手薬指リング:VR-033¥30,000- 左手ブレスレット:VNC-002¥80,000-

CASE:5

ペンダント:VH-006¥23,000- 左手中指リング:VR-034¥22,000-

CASE:6

ネックレス:VNC-003¥100,000- ペンダント:VH-004¥15,000- 右手ブレスレット:VNC-003¥100,000-  左手中指リング:VR-035¥28,000-

 

(全てVANITAS)

ガスステーションツイルシャツ:SCHAEFFER’S GARMENT HOTEL ¥43,800-

※表示価格は全て税抜き価格となります

※VNC-003はアイテムの特徴としてネックレスとしての着用やネックレス+ブレスレットとしての着用など、着用時のアレンジが可能なアイテムとなります。単体での販売は行っておりませんのでご了承ください。

※紹介させて頂いたアイテムはHEAT ONLINE STOREでの取り扱いを2023年からと予定しております。ご足労おかけいたしますが、それまではエキシビジョンツアー開催先、もしくはGALLERY REFUSEへお問い合わせいただきます様、よろしくお願い致します。

 

TOUR SCHEDULE

2022.11.29(Tue)-12.6(Tue)

ROYAL FLASH-Jingumae- 東京都渋谷区神宮前6-18-8 TEL 03-3498-2973 URL: https://www.royalflash-jp.com

 

GALLERY REFUSE 東京都江東区森下1-13-11 TEL:03-5600-1972

 

1999年に高蝶智樹によって設立されたREFUSEは、空間であり組織であり概念である。
GALLERY、FUCKTORY、GARAGEの三拠点からなる創作と表現の空間は、エクスペリエンスを齎す事によって生まれる新たな選択を軸として構成されていて、空間毎にそれぞれ違ったスタイルと時間を楽しむ事が出来ます。
また、GALLERYでは空間と創作を楽しむイベントとして「GALLERY MADE」が毎月行われ、GARAGEでは「TRADING GARAGE」というREFUSEならではのイベントが不定期で行われます。

BRAND LIST
GALLERY REFUSE: Loud Style Design, VANITAS, BLACK CROW
GARAGE REFUSE: ANOTHER HEAVEN, 十三, SCHAEFFER’S GARMENT HOTEL, TNSK, …and more