WELL-BEING ACT:013-01 VANITAS

利便性みたいな事を考え始めると、正解は如何に労力を減らすか？に集約されていきます。人類史を振り返ってみても人が発展していく中で重要とされる発明には利便性が多分に含まれている事は、現代を生きている私達の生活を鑑みるだけで理解できてしまいますね。より便利に、より効率良く、より安全で、より素早く、より楽に、、、、、、、。と、言葉にすると何だか広告のキャッチコピーの様になってしまうんですが、何の為に人って際限無く利便性を求めるのでしょうか？答えは単純ですね。冒頭で述べた通り、労力を払うのを減らす為です。さて、自らの払いを減らした労力。他の何に使ってます？

人が一日に使用可能なエネルギー、つまり労力は個体差はあるにしても限界は決まっていて、脳はその機能として限界に達しない様に指令を出し続けます。要するに、楽をさせようとし続ける訳ですね。面白い事に労力を払わない様に楽をし続けると、一日に使用可能な労力の限界値は肉体的にも精神的にも際限無く下がり続けるんだとか。利便性を求めて労力を払わなくなった結果、自らの肉体にも精神にも利便性を失うって凄い本末転倒ですよね。やっぱり人にとってのウェルネスな状態には、適切な労力の消費が必要だという事なのでしょう。

「お洒落の基本は我慢する事」なんて言葉を一昔前ぐらい迄は耳にしたものですが、何も無理に我慢する必要は無いよな。と、思いつつも“リラックス”や“チル”なスタイルが流行だし、楽さを求めてダラシなくなった格好を目にする事が増えると、我慢とまでは行かないまでもファッションやスタイルには労力を適度に払うべきだと思い直してしまいますね。「己を正すには身嗜みから」とも、古くから言われています。そう言った意味でも、ファッションやシルバーアクセサリーでスタイリングやコーディネートを考えて実践する労力は、自分のライフスタイルをデザインし、ウェルネスな時間を過ごすのに必要な行為なのでは無いでしょうか。

こんな言い方は少し乱暴かとは思いますが、そもそも自分の好きな物や事に対して労力を払えないって何ですかね？買ったら労力払うの終了。労力払わずに漫然と着けてれば良し。の状態を、本当に好きだとは言えない気がしてしまうんです。折角の好きな物、手に入れた後も労力を払ってあげないとコンディションは際限無く下がり続けますし、スタイリングやコーディネートへの労力を怠り続けると、気が付けば労力を払えなくなった自分。みたいな事になってしまいますよ。

身に着ける人、身に着けられる物。互いのコンディションを良くするコーディネートを追求するプロジェクト「WELL-BEING」は、的確な労力を見定める一助となるべく身体パーツやアイテムカテゴリー毎に注目した紹介をしています。が、今回から暫くは「VANITAS」のニューコレクションを集中して紹介して参りますので、アイテムの着けこなしと共に新作をお楽しみください。

ACT:013-01 VANITAS NEW COLLECTION

ファッションやシルバーアクセサリーのWEBサイトだったりSNSを見ていると、アイテム単体の写真と着用写真だと印象が大きく違う事ってありますよね？当然なんですけど、写真はあくまで写真なので、機材や撮影環境でカラーやバランスが大きく変化してしまいます。これは動画になっても同じですし、どんなハイブランドでも一定の目安として掲載しているのも同じです。それでも、SHOPさんとかが気軽にSNSとかで掲載している単なる着用画像と、ちゃんとしたブランドが掲載する着用画像による印象の違い。それは撮影に対して払っている労力です。

勿論、SNSなどの場合は気軽さが良かったりもしますし、どちらが良いか悪いかの話では無いですね。物を語らせるには労力が不可欠だし、その労力によって伝わる内容が変化するという事です。そしてもう一つが、コーディネートの意味が雰囲気と共に大きく印象を左右する点でしょう。今回から暫くは、エキシビジョンツアーでリリースされた「VANITAS」のニューコレクションを違いが判り易く上半身はSCHAEFFER’S GARMENT HOTELのパーカーに統一して、ツアースケジュールを後追いする内容でVANITASのアイテムを変化させながらコーディネートして紹介させて頂きます。「WELL-BEING」としてはコーディネート解説は必須なのですが、余計な情報を挟まずにアイテムの印象を受け取って頂きたいので、コレクションルックの様に楽しんで参考にして頂きたいと思います。

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廃墟からインスピレーションを得た、崩れ錆びついた金属の質感を活かしたコレクションは無機質な様でありながら金属の躍動感すら感じさせてくれますね。同じコレクション内でコーディネートすると、金属の質感と躍動感が身につける物として昇華されている事がより一層伝わるのでは無いでしょうか。手に入れて着けこなしながら楽しむ労力に値するコレクションとなっていれば幸いです。

最後に大変申し訳ない情報を一つ付け加えさせて頂きますが、「VANITAS」のエキシビジョウンツアー「REACH OUT and TOUCH」は12月まで継続する予定となっておりますので、紹介させて頂いたアイテムがHEAT ONLINE STOREで取り扱いとなるのは2023年からを予定しております。ご足労おかけいたしますが、それまではエキシビジョンツアー開催先、もしくはREFUSEへお問い合わせいただきます様、よろしくお願い致します。

[STYLING ITEM]

CASE:1

ネックレス：VN-101￥110,000- 右手バングル：VBG-012 ￥75,000- 右手人差指リング：VR-032-SV ￥35,000- 右手小指リング上： VR-025-SV￥9,000- 右手小指リング中：VR-025-BS￥4,200- 右手小指リング下：VR-025-SV￥9,000- 左手ブレスレット：VB-010 ￥70,000-

CASE:2

ペンダント：VH-209￥38,000- 左手ブレスレット：VB-011 ￥80,000- 左手親指リング：VR-039 ￥35,000-

CASE:3

ペンダント：VH-208￥28,000- 右手ブレスレット：VB-009 ￥65,000- 右手中指リング：VR-030 ￥30,000- 右手小指リング上： VR-026-BS￥4,200- 右手小指リング下：VR-026-SV￥9,000-左手バングル上：VBG-009-SV￥28,000- 左手バングル中×2本：VBG-009-BS￥15,000- 左手バングル下：VBG-009-SV￥28,000-

CASE:4

ペンダント：VH-208￥28,000- 左手バングル上：VBG-009-SV￥28,000- 左手バングル中×2本：VBG-009-BS￥15,000- 左手バングル下：VBG-009-SV￥28,000- 左手人差指リング：VR-027￥25,000-

CASE:5

ペンダント：VH-208￥28,000- 右手バングル：VBG-013￥120,000- 右手薬指リング：VR-029-SV￥28,000- 左手ブレスレット：VB-011￥80,000- 左手小指リング：VR-028 ￥22,000-

CASE:6

チェーンネックレス：VNC-001￥45,000- 右手ブレスレット：VB-012￥92,000- 右手バングル：VBG-010￥48,000- 右手人差指リング：VR-032-SV￥35,000- 左手バングル：VBG-011￥60,000- 左手薬指リング上：VR-026-SV ￥9,000- 左手薬指リング下：VR-026-SV ￥9,000-

（全てVANITAS）

ジップパーカー：SCHAEFFER’S GARMENT HOTEL ￥45,000-　クラッシュデニムパンツ：Loud Style Design￥80,000-

※表示価格は全て税抜き価格となります

TOUR SCHEDULE

2022.10.22(Sat)- 10.31(Mon)

LOOM OSAKA　大阪府大阪市西区北堀江1-14-21大和ビル1F TEL 06-6534-1630 URL: http://loom-osaka.com

 

GALLERY REFUSE 東京都江東区森下1-13-11 TEL：03-5600-1972