THE VALVES STREAMING LIVE SESSION:03

実際に現場で体感するのと音と映像を体感するのが大きく違う事は誰も知るところだと思う。舞台演劇と映画を比較するのは愚の骨頂と言わざるを得ないが、違いがどれほど大きいか?を言い表す例として考えてみて頂きたい。舞台演劇は視野を舞台に向けさせる為の工夫や演出、客席を巻き込み没入させる熱気が必要となるし、其の楽しみが大きい。対して映画は視野をアスペクト比によって限定し臨場感を与える為、若しくはその逆の手法として傍観者として居させる為の工夫や演出が為される。物語を読み解かせる進行や感情移入の没入感は映画の楽しみとしても大きい。一概に言える事では無いが、現場としての熱気では舞台演劇だが現実的で無い部分までも臨場感を得られるのは映画。と、やはり大きく違いがあるものだ。

THE VALVESが2021.12.24にSESSION:01を公開する事で始まった「10th Anniversary Project」のマンスリーSTREAMNG LIVEも2月26日のSESSION:03でラストとなる。イントロダクションとアウトロを設ける代わりに、LIVE本編の映像では臨場感や迫力をシンプルに伝えたSESSION:01。今まではLIVEで見せる事の無かったVo&Gtの鍛冶にる弾き語りからスタートし、曲から曲への間を映し効果的にオーバーレイで映像を重ねたSESSION:02。

実際に無観客で行ったLIVEを収録形式で編集しているとは言え、現場の熱気を全て伝える事は現在のテクノロジーでは不可能だ。と、なれば映画的な手法で迫力や臨場感を醸し出すのに加え、収録であるからこそ可能な音と映像の発信と演出となる。THE VALVESが自分達にとって最適と言える手法を模索する様に、SESSION毎に手法を変化させてきての最後のSESSION:03。実際のワンマンライブで言えば後編の最も熱気が強くなる場面を、どう映し出すのかに注目して頂きたい。

 

THE VALVES STREAMING LIVE 
https://www.youtube.com/user/thevalves69

2022年2月26日 22時~

*配信形式の都合上、プラットフォームの状況如何で時間が前後する場合が御座いますので、ご了承下さい。

THE VALVES: http://www.thevalves.net/

 

人が動き続けるのに睡眠と食事が必要である様に、毎日の暮らしを行うには住居が必要になる。しかし、それだけで目紛しい世の中をタフに生きていけるだろうか?

新しい何かを見つける為の刺激や、自分らしくある為のスタイル。何か行動を起こす為には心に響く燃料が必要だ。音楽やアート、嗜好品やファッション、誰かとの時間やスポーツ。そして、旅とクリエイティブ。
物を創るという行動、その為に必要とされる刺激を表現する事で、誰かが行動する為の燃料になる様に、クリエイティブの現場をフォーカスし、そこに携わる様々な事象や場所・人達を幅広くお伝えしていきます。