HEAVEN’S ONE MAKE CASE: GALLERY MADE

「舌の根も乾かぬうちに」とは、悪い言い回しになってしまうのだけれども、ANOTHER HEAVENのONE MAKEが数多くリリースされブランドとしてのアクションが一段落した直後のGALLERY MADE。恒例通りならばリリースされるONE MAKEは一点となっているところがANOTHER HEAVENのONE MAKEコレクションが追加される様に3アイテムリリースされた。「矢継ぎ早に」と言うべきか冒頭の「舌の根も乾かぬうちに」と言うべきか、何にしてもブランドとして使用するピースが増えた事で試行作業が勢いを増した故にだろう。追加されたアイテムの魅力をストレートに感じていただく為に、飾り気無くシンプルに写されたHEAVEN’S ONE MAKEをお届けしたい。

シンプルに写された事で感じる今回のHEAVEN’S ONE MAKEでの特徴は、スタンダードなシルバーアクセサリーを敢えてONE MAKEで表現している事。所謂、和製インディアンジュエリーで見る事の多いバランスをANOTHER HEAVENのスタイルで。スペードとスカルによるクラシカルなグラフィック要素を具現化したリング。こうしたONE MAKEを見るに、ANOTHER HEAVENの根幹であるヒストリカルなグラフィックを独自のセンスで描いてみせるKOMYのアートへ近づいて、と言うよりも親和性が増していっている様に感じられる。

アメリカンヴィンテージのスタンダードな中に独特のエッセンスを織り交ぜている点は、KOMYと高蝶のセンスが同居した結果だからだろうか。アイテムやピースが増える事でブランドとしてのベクトルを太くしていく事が、グラフィックとシルバーアクセサリーの境界線を上手く行き来させる事に繋がっていると考えると面白い。暫くはこうした試行作業を繰り返していく事を思えば、2023年のANOTHER HEAVENがどうなっていくか?その過程も楽しませてくれそうだ。

 

ANOTHER HEAVEN 「NEW&ONE」
2023年1月25日~ GARAGE REFUSE

 

GARAGE REFUSE

東京都江東区森下1-11-7 TEL: 0362402972

 

多才なグラフィックで数多くのアートピースを生み出し、スケートデッキやアパレル、タトゥーにもその才能を如何無く発揮しているLA在住のアーティスト・KOMY。
スカルやクロスボーンをメインモチーフとしながら、LAのカルチャーをKOMY独自のスタイルでブラッシュアップさせたデザインのANOTHER HEAVENは、LAのスタジオFAKTORYを軸に活動し、アーティストとしてのKOMYの拘りがデザインだけでなく、製作過程にもストーリーとして込められたブランド。
また、ヴィンテージテイストな仕上げを施したジュエリーも、一点一点手作業によって仕上げる事でタッチを調整し、ヴィンテージテイストの中でも色濃く浮かび上がるANOTHER HEAVENの世界観を表現している。