REFUSE 20th Limited ALBUM RIDERS JACKET
常識とはズレた事をやろうと狙って単純にズレるのは容易で、ある種の意味でベターではあって狙い以上の結果は得られない。自分の想い描くカタチを信じての行為が常識とズレている場合の結果はベストかワーストのどちらかへと転がる。REFUSEの20周年プロジェクトを語る上で外せないのが、ベターよりもベストorワーストな結果へと全てを向わせている点だ。プロジェクトの一環としてのTHE VALVESとのコラボレーションによるアルバムの発売にフォーカスしてみても、先ずもってバンドとのコラボレーションでアルバムを制作する行為自体が常識的で無いのだが、REFUSEを空間として捉えて「其処には音楽が必要だ」とする高蝶にとっての想い描いたカタチを具現化する行為に他ならない。
そして前々からアナウンスされていた様に、20周年記念アルバムのジャケットとしてライダースジャケットがリリースされる。
当初は、アルバムのジャケットをライダースジャケットにして20枚のみリリースする予定でいた高蝶だが、THE VALVES側の強い要請によってこの予定は阻止され、通常盤パッケージを先行でリリースしREFUSE20周年記念盤ライダースジャケットパッケージが遂にリリースされるに至った。
ライダースジャケットでパッケージされた中にはB5サイズのレザーバッグにアルバム「REFUSE」と共にアルバムのアートワークにも使用された写真と、今作のイメージソースにもなっている旅の中での場面を切り取った写真のプリントが10種封入されている。
REFUSEにとっては基本形であるシルエットのライダースジャケットは、ハリのあるレザーが程良い艶とタフさ併せ持ち、着続けながら馴染ませ身体の一部の様に育てていける仕様。その各箇所には比較的シンプルなシルバーパーツが施されカスタマイズのオーダーが可能になっている。逆にレザーバッグは薄手のレザーにウォッシュの加工を施し最初から使い勝手の良さを味わえる質感とサイズ感になっている。が、しかし。これらはあくまでもアルバムのジャケットであって、単品でリリースされる物では無い。
「ライダースジャケットがアルバムのジャケット」と言う音楽業界での常識とのズレどころかファッション業界の常識とのズレも(世間一般との常識とも大きくズレているが・・・)高蝶にとっては自分が信じた想い描いたカタチをリリースしているに過ぎない。このカタチこそがREFUSEの20周年を記念するに相応しいと言う事なのだろう。結果がベストだろうがワーストだろうが、そうやってREFUSEは20年間続いてきたのだから。
*「REFUSE」20周年記念盤はGALLERY REFUSE及びGARAGE REFUSE店頭でのみの販売となります。HEAT ONLINE STOREでの販売は行っておりませんので、各店舗へお問い合わせ下さい。
*レザーバッグの加工・レザーはアソートになりますので店頭サンプルと質感が変わる可能性が御座いますので予めご了承下さい。
1999年に高蝶智樹によって設立されたREFUSEは、空間であり組織であり概念である。
GALLERY、FUCKTORY、GARAGEの三拠点からなる創作と表現の空間は、エクスペリエンスを齎す事によって生まれる新たな選択を軸として構成されていて、空間毎にそれぞれ違ったスタイルと時間を楽しむ事が出来ます。
また、GALLERYでは空間と創作を楽しむイベントとして「GALLERY MADE」が毎月行われ、GARAGEでは「TRADING GARAGE」というREFUSEならではのイベントが不定期で行われます。
BRAND LIST
GALLERY REFUSE: Loud Style Design, VANITAS, BLACK CROW
GARAGE REFUSE: ANOTHER HEAVEN, 十三, SCHAEFFER’S GARMENT HOTEL, TNSK, …and more