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シルバーアクセサリーを身に着けようとした際に、基本になるのは何アイテムだろうか?リングやバングル、ペンダント或いはピアスのいずれか1アイテムのみ。と、言う人もいるだろう。逆にリングは5アイテム以上、ブレスレットは3アイテムでバングルは2本にウォレットチェーンを合わせて……と、数量が多くなる人もいる。どちらが正解なんて事はファッションには存在しないが、スタイルが無く漫然と選んでいるならば、どちらも不正解だろう。ファッションの正解なんて、そう難しいものでもなく、マイスタンダードが幾つ持てているか?だけの話でしかない。しかし、それはあくまでも身につける側の話。

クリエイターやブランドは、スタンダードなアイテムの前にスタイルを持てていないならブランドとしての資格が無いに等しい。つまり、ブランドにとっての身に着ける適量と、そのバリエーションを備えていなければブランド足り得ないとも言える。備えてアイテムバランスを考えているか?意識して物創りに従事しているか?大袈裟になるかも知れないが、そう言った部分が単なるクリエイターとブランドを分けるボーダーラインにもなるだろう。

Loud Style Designにとってのスタンダードなスタイル。その内の一つはアイテム数から見てもバランスが決まっている。つまり、スタイルに対しての適量というヤツだ。 勿論、スタイルが変われば適量も変化するし、アイテム数からスタイルを決めていく柔軟性も兼ね備えているのがLoud Style Designではある。それでも、ブランドにとってのスタンダードなスタイルには必ず適量があり、今年リリースされた新作のサイジングやボリュームは、デザインよりも先にスタイルが存在して構築されている事が見て頂ければ伝わる筈だ。

何処まで行っても変わらずに存在するLoud Style Designにとってスタンダードなスタイルとアイテムの適量は、基本に立ち戻って新作をリリースする事にした「THE RETURN OF THE LIVING DEAD」では顕著だったかと思う。そうして創り出されたアイテムのサイジングやボリュームは、例えばベーシックなアメカジであってもカラーリングを極端に明るく振ってもブレない強さがある。

シルバーアクセサリーを身に着ける。たかがそれだけの事であってもスタイルがあり適量がある。ましてブランドとして提示するのならば尚更の事だ。Loud Style Designの新作を手にして、改めて「身に着けて完成」と言うブランドの基本概念も一緒に味わってみて欲しい。

[STYLING ITEM]                                                 

ペンダント:UP-007¥68,000- 左手バングル:UBG-013¥72,000- 左手人差指リング:UR-041¥62,000- 右手レザーブレスレット:UGLB-005 ¥20,000- 右手小指リング:UR-039¥52,000- ウォレットチェーン:UWC-020¥400,000-

トラッカーハット:SCHAEFFER’S GARMENT HOTEL¥20,000- ガスステーションツイルシャツ:SCHAEFFER’S GARMENT HOTEL¥35,800- Tシャツ:SCHAEFFER’S GARMENT HOTEL¥9,500- ペインターパンツ:ANOTHER HEAVEN ¥16,000-

※表示価格は全て税抜き価格となります

 

GALLERY REFUSE
東京都江東区森下1-13-11 TEL: 0356001972

 

 

MOTOR CYCLE、HOT ROD、ROCK N’ ROLL、PUNK、HEAVY METAL、LOUDと称されるカルチャーに共通する美学や哲学。そこに在る言葉では表せない衝動、心を突き動かし続ける真実を掴み取る事で生み出されるプロダクト。
造型物としての美しさを追求し、身に着けた人のスタイルとなるアイテムを自分達の手で製作する事を根幹とし、LOUDなSTYLEをDESIGNする事で創り続けるのは、深く刻まれる生き様や思想と重ね合わせ身に纏う真実。一つの真実が、手にした誰かのストーリーになりスタイルとなる。

Loud Style Designの全ては、銀という素材を直接加工する事で創り出す原型に端を発し、想像を創造へと進化させる技術を研鑽し、装像を送像する為のアイデアを練る事で転がり続けながら、不変のバランスに独自のストーリーを刻み、流れ去って行くデザインでは無く、永く在り続けるデザインを生み出す。