2021 COLLECTION 02

ANOTHER HEAVENの代表的なモチーフと言えばスカルとクロスボーンになる事は皆さんご承知の通りだと思うんですが、意外とストレートなスカルリングってANOTHER HEAVENのコレクションでは少ないんですよ。まぁ、どっちかって言うと最近では世のシルバーアクセサリーブランドさんもシンプルにストレートなスカルリングって少なくなってきてる感がありません?

流行り廃りみたいな部分も関係してるとは思うんですが、ANOTHER HEAVENの場合はシルバーのアイテムを制作する際に元となるグラフィックが存在してるんで、レタリングパートなんかが組み合わさってくるのが要因ってトコでしょうか、ブランドの正しく顔となるシンプルなスカルリングって決めるのが難しいもんなんでしょうね。

そんなシンプルにして奥の深いシンプルなスカルリングをANOTHER HEAVENらしさを表現する為にリリースするに至ったのが今回の新作。ヴィンテージのリングに見受けられるヤレ感と写実的な要素が丁度良いバランスで組み合わさって、シンプルなのにディープな表現がANOTHER HEAVENらしい纏まりを魅せています。

写実的な表現が行き過ぎるとブランドとしての整合性を失ってしまう事を考慮してと言うのは、写真からでも判って頂ける通りどことなくキャラクター性を併せ持ったフェイスなんですが、実際にこのスカルリングを手に取って頂ければ伝わるのがスカルリングとしてのサイジングです。出しゃばり過ぎず存在感も程良く主張してくれるサイズとボリュームは長く着けこなして頂けるアイテムになっているんですな、コレが。

シンプルなスカルリングに続いてはワンアクセント加えたタイプをご紹介。フェイスのデザインはスカルの目頭等を少しコミカルに誇張しながらリング全体のバランスを引っ張る様にボリュームを持たせていますが、スカル=シリアスやホラーになり過ぎない表現がANOTHER HEAVENの持ち味でもあります。

頬骨がサイドへとリボン状になっていく上に「TRUTH」と「JUSTISE」の文字が刻まれて、フェイスの特徴性だけでなくグラフィックで表現されるブランドの持ち味をリングとしても表現しているので、一味違ったスカルリングをお探しの人にはピッタリなアイテムでは無いでしょうか。

「ちょっと指輪を一つデイリーユースで」そんな気分の時ってデザインの好みよりも“着け好み”の方を重視して選択してみる事をお勧めします。ボリュームのあるタイプでも少ないタイプでも良いんですが、自分に合った着け好みって人によって様々なんですけど、意外とその観点からリングを選んでいない人って多いんですよね。そんな時にこのリングみたいにスカルのモチーフしっかりしていてデイリーで着けこなし易いリングは着け好みを計るにも向いていますね。

エッジと滑らかな着け心地を両立させるフォルムとサイジングは華奢になり過ぎないボリュームで、センターのスカルはシルバーとブラスの2パターンの展開。このリング位のボリュームで自分にとっての着け好みを知ったり再確認していく事で、モチーフやデザインに寄り過ぎないリングを着ける楽しみを改めて味わってみて頂きたいと思う次第で御座います。

リングを選ぶ時にサイジングとボリュームって重要になってくると思いますが、意外と指にサイズが合っている事だけを考えてモチーフ重視で選んでしまいがちなんですよ。そりゅあ、好みのデザインがあれば少しリング自体のサイジングが自分に合ってなくても・・・みたいな気にもなったりしますが、必ずしもデザインの好みと着け好みが一致する訳じゃあないですし、コーディネートも考えるとリングのバリエーションは少し多めに所有していたいですよね?それはスカルみたいにスタンダードなモチーフでも同じ事ですし、同じモチーフでもサイジングで変わる着け心地と御自分の好みを楽しんで下さい。

 

多才なグラフィックで数多くのアートピースを生み出し、スケートデッキやアパレル、タトゥーにもその才能を如何無く発揮しているLA在住のアーティスト・KOMY。
スカルやクロスボーンをメインモチーフとしながら、LAのカルチャーをKOMY独自のスタイルでブラッシュアップさせたデザインのANOTHER HEAVENは、LAのスタジオFAKTORYを軸に活動し、アーティストとしてのKOMYの拘りがデザインだけでなく、製作過程にもストーリーとして込められたブランド。
また、ヴィンテージテイストな仕上げを施したジュエリーも、一点一点手作業によって仕上げる事でタッチを調整し、ヴィンテージテイストの中でも色濃く浮かび上がるANOTHER HEAVENの世界観を表現している。