STYLE COLOR -BLACK HAT 01-

ブランドのレギュラーアイテムを紹介しながらデザインの特徴や由来をお伝えしていく企画として2020年から始まります「STYLE COLOR」では、今までお伝えして来なかったLoud Style Designが持つ画一的でない魅力と新たな側面を発見しながらスタイルを彩る事の重要性と深さを紹介していきたいと思います。

スタイルを決めてくれる一端としてヘアーメイクと同じく重要視されるのがハットやキャップ等のトップを彩るアイテムです。近年ではストリートファッションの幅も広がり、ハットやキャップのストリートファッションへの取り入れ方も変化してきましたし、トラッドなスタイルを崩すのにカジュアルな要素として用いられたりもしますが、それだけにスタンダードなハットやキャップの良さやアクセントとしての重要性が顕著になります。

Loud Style Designでリリースされているハットはスウェードレザーを基本マテリアルとしている物が多く、短めの起毛で馴染み易い茶系のブラックカラーにバックル等のポイントをシルバーで纏めた、スタンダードな中での独自性が特徴的。シルバーアクセサリーを身に着けた時に、際立ち過ぎずスタイルを彩る馴染み易さと言ったところでしょうか。

01: POKEPIE HAT

No: UC-103 Price¥85,000(+TAX)

トップが低くフラットな形状と広過ぎないブリム、様々なスタイルへの合わせ易さで親しまれるポークパイハットですが、Loud Style Designでは円に近い形状が基本パターンである通常のポークパイハットでは無くティアドロップに近い形状でデザインされていて、ともすれば野暮ったくなりがちなポークパイハットにシャープな印象を与えてくれます。

リボンの代わりにパイソンレザーのベルトとシルバーのバックルを締めたアクセントは、他のブランドではスウェードというマテリアルによって柔らかくなり過ぎてアンバランスになってしまいそうなアイテムを引き締め、Loud Style Designらしく男のセクシーさを引き立てますので、ポークパイハットを愛用していたバスター・キートンでも納得してくれるでしょう。

 

02: CASQUETTE

No: UC-102 Price¥32,000(+TAX)

キャスケットと言えばメンズのファッションでは未だに「乱暴者」でのマーロン・ブランドが挙げられる程ですが、あのスタイルをそのままやってしまうと単なるコスプレ(それはそれで似合っていればカッコイイですが)になってしまうので、もう少し広い視野で様々なスタイルに取り入れられるアイテムとしてを想定してデザインされたキャスケット。

素材の持つ高級感と色気を損なわない様に広めに採られたクラウンの形状は、デイリーカジュアルなスタイルにも合わせ易くなっていますが、ロングコートやニットにも合いますしドレスシャツをカジュアルダウンしたコーディネイトにも無理なく合わせられる汎用性に富んでいます。シルバーパーツはトップに1ポイントと控え目になっている事もそうした幅広いスタイルでの着用を想定してのもの。

 

こうして改めてレギュラーアイテムを紹介していくと、Loud Style Designが実際に備えているアイテムに対して今までお伝えしていた情報の少なさを感じてしまいますし、今回紹介しているアイテムも含めHEAT ONLINE STOREでは未だに取り扱いの無いアイテムが多い事を痛感し、申し訳ない限りです。現実と情報との差異を埋めるのは難しいものですが、次回もアイテムの紹介しつつONLINE STOREも充実させていきますので、宜しくお願い致します。

 

*ご紹介させて頂いたアイテムはGALLERY REFUSEでの取り扱いとなりますので、お問い合わせは下記までお願いいたします。

GALLERY REFUSE

東京都江東区森下1-13-11 TEL: 0356001972

 

MOTOR CYCLE、HOT ROD、ROCK N’ ROLL、PUNK、HEAVY METAL、LOUDと称されるカルチャーに共通する美学や哲学。そこに在る言葉では表せない衝動、心を突き動かし続ける真実を掴み取る事で生み出されるプロダクト。
造型物としての美しさを追求し、身に着けた人のスタイルとなるアイテムを自分達の手で製作する事を根幹とし、LOUDなSTYLEをDESIGNする事で創り続けるのは、深く刻まれる生き様や思想と重ね合わせ身に纏う真実。一つの真実が、手にした誰かのストーリーになりスタイルとなる。

Loud Style Designの全ては、銀という素材を直接加工する事で創り出す原型に端を発し、想像を創造へと進化させる技術を研鑽し、装像を送像する為のアイデアを練る事で転がり続けながら、不変のバランスに独自のストーリーを刻み、流れ去って行くデザインでは無く、永く在り続けるデザインを生み出す。